バンコクでコンドミニアムやアパートを借りると、家具・家電付きの物件が多く、とても便利です。しかしその一方で、「自分が使っていない家電が壊れていた」として、退去時に修理費を請求されるという思わぬトラブルが起こることもあります。今回は、実際に当社で対応した「テレビの故障」に関するケースをご紹介します。
お客様は1年半の契約を終え日本に帰国するために退去予定。室内は丁寧に使われており、特に問題はないように見えました。ところが退去チェックの際、オーナー側から突然「テレビの液晶に横線が入っているので修理費を請求します」との指摘が入りました。
お客様は「テレビは一度も使っていません」と困惑。 一人暮らしで、普段は携帯やパソコンで動画を見ていたため、備え付けのテレビには触れた記憶すらなかったそうです。
しかしオーナー側は、「テレビが直射日光に当たっていたのではないか」「外出時にカーテンを閉めなかったことが原因ではないか」と主張。 テレビの修理費用として12,000バーツを請求してきました。
テレビの液晶に横線が入り修理費用として12,000バーツ
もちろん当社では、入居前の家具・家電の状態をチェックし、システムに記録しています。そのため、入居前にテレビに問題がなかったことは確認済みでした。ただし今回の故障は、お客様が意図的に壊したものではなく、「自然劣化」あるいは「経年劣化」と判断するのが妥当な状態でした。
このようなケースでは、「実際に破損させたのか」「自然故障なのか」を明確に証明することが難しく、結果として入居者側が不利になりやすいのが現実です。特に高級コンドミニアムなどでは、備え付け家電の価格も高額なため、請求額が想定以上になることもあります。
もしこれが退去時ではなく入居中に発覚した場合、修理費は通常オーナー側の負担となります。(オーナーによっては入居中でも修理費用を要求してくるオーナーもいます。) しかし退去時に発覚すると、「少しでもデポジット(保証金)を返したくない」という理由から、このような請求を行うオーナーも少なくありません。
このトラブルから学べるのは、たとえ普段使っていないテレビであっても、定期的に電源を入れるなどして状態を確認し、異常があれば早めに不動産会社へ相談することが大切だということです。今回のケースでは、お客様に明らかな過失はなく、またテレビの故障も経年劣化による自然なものと判断されました。そのため、お客様には一切の負担がかからないよう、当社で修理費12,000バーツを全額負担し、トラブルを収めました。
お客様からは「使ってもいないテレビで請求されるなんて思わなかった」「最後まで対応してもらえて安心した」とのお言葉をいただきました。
当社では、入居前にスタッフが家具・家電・室内全体を撮影し、細部までダメージチェックを実施しています。シャワーの水量なども確認し、不具合がないか丁寧に点検します。撮影には360度カメラなどを使用し、お部屋の隅々まで記録。そのデータは「お部屋カルテ」としてデータベースに保存しています。これにより、退去時には「もともとあった傷や不具合」を明確にし、公平かつ冷静に対応することが可能です。
さらに当社では、退去時にオーナーから理不尽なダメージ請求などによりデポジットの返金を拒否された場合、当社が全額を負担する体制を整えております。またご入居中にテレビが壊れてしまった場合や、入居時に渡された古いキーカードが途中で使えなくなってしまった場合など、本来であればオーナーが対応すべき修理や交換に対して、費用を請求されるようなトラブルが発生した場合でも、当社が代わりに費用を負担するなど、安心してお住まいいただけるようしっかりとサポートいたします。
ご入居からご退去まで、すずき不動産でご契約いただいたお客様には、安心して快適に暮らしていただけるよう、ずっと寄り添ってサポートすることが私たちの使命です。
今後も当社では、NGオーナーの情報を蓄積し、同様の問題を未然に防ぐ取り組みを続けてまいります。
何があっても、すずき不動産が責任を持ってお客様をサポートいたしますので、どうぞご安心ください。
バンコクで安心して物件をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。



