今回ご紹介するのは、西洋人オーナーから理不尽なダメージ費用を請求され、最終的に約10万バーツが返金されなかった悪質なケースです。退去当日には当社立ち会いでルームチェックを行い、室内のダメージを確認しました。小さな子供がいる家庭だったため、壁紙や家具に傷はありましたが、こうした子供がいるケースではダメージの程度を明確に書類化し、保険会社へ申請すれば保険が適用されることが多くあります。しかし今回はオーナーが海外にいたため、その場での確認ができず「後日オーナーがチェックして見積もりを作成する」という形になっていました。

後日オーナーから届いたのは業者が作成したものではない自作の見積もりでした。項目にはソファ24,900バーツ、ダイニングチェア4脚12,800バーツ、チェア9,900バーツ、ブラインド交換4,500バーツ、壁紙50%負担22,400バーツ、キッチンのシリコン補修2,500バーツ、電気代2,490バーツ、水道代432バーツ、カーテン50%負担21,000バーツと記載され、合計は100,922バーツにのぼりました。自作の見積書では保険会社が受理しないため、当社からオーナーへ正式な見積書の提出を再三求めましたが、「海外にいる」「時間が取れない」などの理由で一向に対応されず、デポジットの返金もなされないまま月日が過ぎてしまいました。

オーナーが作成した見積内容
No 内容 金額(THB)
1 ソファ 24,900
2 ダイニングチェア × 4 12,800
3 チェア 9,900
4 アルミブラインド 1セット交換 4,500
5 壁紙(50%負担) 22,400
6 キッチンのシリコンシーラント補修 2,500
7 電気代 2,490
8 水道代 432
9 カーテン 2レイヤー(50%負担) 21,000
合計 100,922
デポジット 120,000
差額返金額 19,078

オーナーが作成した見積

デポジットの返却期日も過ぎてもデポジットが返金されない状況のため、当社では入居者へ全額12万バーツを立て替えてお支払いしました

その後、ようやくオーナーから返金されたのはわずか19,078バーツのみで、その後は連絡も途絶えてしまいました。

オーナー自作の見積では保険会社への請求もできず、オーナーからの返金も期待できないという非常に悪質な事例です。海外在住の外国人オーナーの場合、このように責任を回避して連絡を絶ち、問題から逃れるケースが起こりやすいという現実があります。この経験をもとに、当社では外国人オーナー所有の物件をお客様へ紹介しないという社内ルールを新たに設けました

また当社では、今回のような理不尽な請求を行うオーナーを「NGオーナー」としてデータベースに登録し、該当物件は一切お客様へ紹介しません。他社ではNGオーナー情報を持っていない場合が多く、結果として新しい入居者が同じ被害に遭ってしまうこともあります。こうしたトラブルを未然に防ぐため、情報の蓄積と共有を徹底しています。

さらに退去時にオーナーが不当なダメージ請求やデポジット返金拒否を行った場合、当社が全額を負担する体制を整えています。入居中のトラブルについても、電子レンジの故障や古いキーカードの不具合など、本来オーナーが対応すべき部分について費用を請求されるような事態が起きた場合には、当社が代わりに負担し、安心して生活できる環境を守ります

ご入居からご退去まで、すずき不動産をご利用いただいたお客様に安心して快適に暮らしていただくことが私たちの使命です。今後もNGオーナーの情報を蓄積し、同様の被害を未然に防ぐ取り組みを継続してまいります。バンコクで安心して物件を探したい方は、ぜひお気軽にご相談ください