今回紹介する事例は、オーナーが事業不振を理由にデポジットを返金できない状態となり、49,500バーツの返金が行われなかったケースです。入居者は別の物件へ移動するため退去となり、退去時にルームチェックを実施しました。その結果、デポジット54,000バーツのうち、未払いの電気代およびクリーニング代を差し引いた49,500バーツを返金するということで、オーナー・入居者・当社の三者間で合意がなされました。しかし、返金期日が近づいても、オーナーからの入金は一向に行われませんでした。

当社がオーナーへ連絡を取ったところ、オーナーからは「返金したい気持ちはあるが、事業に失敗してしまい現金が用意できない」との回答があり、返金に応じない状態となりました。しかし、本来デポジットとはオーナーが一時的に預かっているお金であり、生活費や事業資金として自由に使って良いものではありません。

このままでは入居者に不利益が生じるため、当社では49,500バーツを立て替える形で、先に入居者へ返金を行いました。その後もオーナーへ返金を求めて連絡を続けましたが、「返す」という言葉を繰り返すだけで、実際に支払われることはありませんでした。

当社から入居者へ49,500バーツを返金

ですが、その後も一切返金がされない為、最終的には、ジェーンワッタナーにある消費者センターへ書類を準備し相談に行き、担当官からオーナーへ手紙や電話での連絡を試みてもらいました。しかし、それでもオーナーは応答せず、担当官からは「裁判を起こす以外に方法はない」との判断が下され、相談は打ち切りとなってしまいました。

当社では、このような理不尽なデポジット返金拒否が発生した場合でも、入居者に金銭的な負担を強いることはありません。今回も当社の方針に基づき、全額を立て替えて返金対応を行いました。

また、当社のサポートは退去時だけに限りません。ご入居中に、通常使用の範囲内で電子レンジなどの家電が突然故障した場合や、入居時に渡された古いキーカードが使用できなくなった場合など、本来はオーナーが負担すべき修理・交換費用を請求されるケースもあります。そのような場合でも、当社が間に入り、必要に応じて費用を立て替え、入居者に不当な請求が及ばないよう対応しています。

当社では、こうしたトラブル事例を隠すことなく公開し、これからバンコクで物件を探される方の判断材料として役立てていただきたいと考えています。今後も実際の事例をもとに、トラブル回避のための情報発信と、現場での対応力向上に努めてまいります。

バンコクの賃貸でどのようなトラブルが起きても、すずき不動産が責任を持ってお客様をサポートいたします。安心して物件をお探しになりたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。